催事場で振袖を試着させてもらいました

振袖を着た経験は人生2度しかありません。一つは成人式、もう一つは近所の総合スーパーでの着物フェアに参加した時でした。

実は全くフェアがあることを知らなかったのですが、スーパーの入り口でアンケートに答えたことで催事場に連れて行ってもらいました。
既に30代なので、もう振袖という歳でもないのですが、連れが大学生だったために便乗させてもらいました。

連れの彼女がちょう成人式に着る振袖を選んでいるところだったので、まあ参考にでもなればと思ったのです。
彼女は赤や黄色などの明るい色をどんどん選んでいきます。私もただ付き添いをしていても暇を持て余してしまうので、青や緑の振袖を眺めていました。

30分程して彼女が1、2着選んだところで、ついでにと私も試着させてもらうことになりました。
成人式の時はモスグリーンの振袖だったので、今回は紺色で、小さな花が沢山あしらわれているものを選びました。

きちんとした着付ではありませんでしたが、もうこれで振袖を着る機会もないだろうなあと思うと、ちょっと感慨深いものがありました。せっかくなので、彼女と一緒に写真も撮ってもらいました。
催事場にいたのは1時間程度でしたが、滅多にない非日常を味わうことができました。

帰宅してから家族に写真を見せたところ、この歳でよく振袖に挑戦したなと笑われてしまいました。自分でもそう思っているので、まあいい笑いの種になったかなと思っています。
思いがけず、こんな経験をさせてもらえてラッキーでした。

振袖を着たことがきっかけで着付け講師になりました

成人式の時に、私は両親に「振袖なんていらない」と断ったのですが、「自分が母親になって、娘ができた時の宝物になるから、お金とか気にせずに振袖は買ってあげるよ」と言ってくれたので、母と一緒に呉服屋に赴いて購入しました。絞りの技術と金箔が大量に盛り込まれた振袖で、地模様に吉祥文様が織り込まれている豪華な着物でした。
成人式で初めて着物を着たのですが、ちょっと着付けが苦しくて辛かったという思い出があります。

しかし、兄の結婚式の時に振袖を着ることになり、着付けをして頂くことになったのですが、着付けが終わっても全く苦しくないのです。

むしろ動きやすくて、どうしてこんなに楽なのかとびっくりしました。その後、いとこや友人が結婚していったのですが、ますます着物で出席するのが気に入ってしまい、振袖で出席することが多くなりました。

すると、着つけてもらうところで、すごく動きづらかったり、楽だったりして不思議に思うようになりました。
振袖は袖が長いし、帯結びがそれぞれの着付け担当の方が素敵な結び方をしてくれて、しかも帯の質の良さも考慮して、着物と私のスタイルに合わせてくれたことにも感動しました。
参考:帯の結び方について

振袖は絞りの技術が入っていたり、金箔や金糸も盛り込まれていたし、派手なような地味なような娘が産まれて、同じ体格でも大丈夫なものでしたから、これは大切に保管して自分の子供に譲りたいと思うようになりました。

それと同時に、「もし娘が産まれて、自分の振袖が着ることができるのなら、自分の手で着つけてやりたい」と思うようになり、社会人になってから、着付け教室に通うようになり、最終的には、着付け教室の講師と助教授資格を取り、時々着付けの仕事のアルバイトにも行くようになりました。

ですから、いろんな振袖を扱うので、最近の流行を見ることができて、仕事の時にいろいろと見ることができて楽しいです。
私の振袖は、そのまま娘にも譲れる柄だということも勉強でき、この後も大切に保管して、娘に私の手で着つけてやりたいと思います。